- 子どもの楽天証券の口座は、もう開設済み。こどもNISAは、どこから申し込めばいいの?
- ジュニアNISAの口座は開設済み。こどもNISAは別に申し込むの?
- 申し込んだのに「開設できませんでした」とメールが来た
こんなふうに迷っていませんか。楽天証券のキャンペーンページや案内で目立つのは、子どもの証券口座を新しく作る人向けの流れです。
すでに子どもの証券口座がある場合の申し込み方法は、別の場所にあります。
私は50代の会社員で、FP(ファイナンシャル・プランナー)の資格を持っています。
2026年10月、楽天証券で娘2人のこどもNISAを申し込みました。娘2人は、もともと楽天証券に子どもの証券口座を持っています。
ところが私は、申し込み方法を間違えました。
「開設できませんでした」のメールが届き、問い合わせをして、申し込み直すまでに10日かかりました。
この記事に書くのは、次の3つです。
ジュニアNISAの口座を開設済みの人も、ふつうの口座だけを持っている人も、申し込み方法は同じです。
読み終えるころには、あなたが子どもの証券口座がある場合とない場合の、どちらに当てはまるか分かり、1回で申し込めるようになりますよ。
先に結論です。
子どもの証券口座がある場合は、親の口座でログインして「未成年口座・こどもNISA口座状況」を開き、もとからある口座の行のボタンから申し込みます。
キャンペーンページの「お子様の口座を開設する」ボタンは、証券口座を新しく作る人向けです。
※この記事では楽天証券の呼び方に合わせて「こどもNISA」と書きます。
【画面で解説】子どもの証券口座があるときの、こどもNISAの申し込み方法
まず、子どもの楽天証券の口座がすでにあるかどうかを確かめてください。申し込み方法が分かれます。

子どもの口座がない場合は、まず親の楽天証券の口座(総合口座)が必要です。親の口座があれば、親の口座から、子どもの口座とこどもNISAをいっしょに申し込めます。
この記事では、子どもの口座がすでにある場合の手順を書きます。(出典:楽天証券「こどもNISA」)
ここからは、子どもの証券口座がある場合の申し込み方法です。わが家はパソコンで申し込みました。
ステップ1:親の口座でログインして「未成年口座・こどもNISA口座状況」を開く
ログインするのは、親の楽天証券の口座です。子どものIDでログインしても、こどもNISAは申し込めません。(楽天証券の問い合わせへの返事より)
- 親の口座でログインする
- 右上の「マイメニュー」を開く
- 「お客様情報の設定・変更」の「NISA・特定・未成年口座状況」を押す
- 「未成年口座・こどもNISA口座状況」を押す
ステップ2:口座番号が表示されている行の「こどもNISA口座開設申込」を押す

表には、子どもの証券口座が1人1行ずつ並んでいます。押すのは、口座番号が表示されている行の「こどもNISA口座開設申込」ボタンです。
⚠️表の上にある「未成年口座の開設申込」ボタンは、子どもの証券口座を新しく作るときに使います。
わが家の画面に1人2行ずつ並んでいるのは、私が最初に、子どもの証券口座を新しく作る申し込みをしてしまった跡です。(くわしくは申し込み方法を間違えた話に書きました)
ステップ3:表の中の小さいボタンを押す

「こどもNISA口座 開設状況一覧」に変わります。押すのは、表の中にある小さいボタンです。
表の下にある大きいボタン「未成年口座・こどもNISA口座の開設申込」は、証券口座を新しく作る人向けです。
ステップ4:「こどもNISA口座を新規開設する」を押す

「はじめてこどもNISA口座を開設する方」の「こどもNISA口座を新規開設する」を押します。
ここで新しく作るのはこどもNISAだけです。子どもの証券口座がもう1つ増えるわけではありません。
ステップ5:申込書を確かめて、住民票の写しをアップロードする

申し込みの流れと、登録している情報が表示されます。申込書の内容を確かめて、「申込む」を押してください。

次に「お子様と同居」か「別居」かを選び、住民票の写しをアップロードします。住民票の写しの条件と、写真でつまずいた話は、次の見出しにまとめました。
ステップ6:「申込みを受け付けました」と出たら終わり

「申込みを受け付けました」と出たら、申し込みは終わりです。『こどもNISA口座開設状況一覧へ』のボタンで一覧に戻ると、こどもNISAの欄が「手続き中」に変わっていました。

次の日の朝、楽天証券から「申請内容の確認が完了しました」というメールが届きました。申し込んだ内容と、住民票の写しの確認が終わったという連絡です。
⚠️「確認が完了しました」は、「こどもNISAの口座ができた」という意味ではありません。
こどもNISAの制度は2027年1月から始まり、そのあとに税務署の審査があります。口座が正式にできるのは、審査が終わってからです。
(出典:楽天証券「こどもNISAのスケジュール」)
長女の分は、次女のあとに続けて申し込みました。2人目は迷う所がなくなり、数分で終わりました。
こどもNISAの申し込みで用意するもの:住民票の写しと、写真の大きさ
子どもと同居している場合は、住民票の写しを用意します。
- 世帯全員が載っている
- 続柄(世帯主との関係)が載っている
- 発行から6か月以内
- 発行元の印がはっきり写っている
⚠️子どもだけが載った住民票は不備になります。コピーでも構いません。(
出典:楽天証券「未成年口座開設に必要な書類」)
別居している場合は、子どもの住民票、戸籍謄本、親の本人確認書類の3つが必要です。わが家は同居なので、別居の手続きはしていません。
住民票の写しは、コンビニでも取れる
マイナンバーカードがあれば、住民票の写しはコンビニの機械でも取れます。
私はiPhoneにマイナンバーカードを入れてあるので、iPhoneを持ってコンビニに行き、機械で操作して取りました。役所の窓口に行かずに済みます。
⚠️コンビニの機械で住民票の写しを取れる時間は、基本的に朝6時30分から夜11時までです。市区町村や証明書の種類によって時間が違い、年末年始や点検で止まることもあります。
料金や休みの日は、住んでいる市区町村の案内で確かめてください。
(出典:地方公共団体情報システム機構「コンビニ交付とは」)
住民票の写しは、マイナンバー「あり」と「なし」のどちらで取る?
迷ったら「あり」で取ると安心です。住民票の写しは、取るときにマイナンバーを載せるかどうかを選べます。
楽天証券の一般向けの案内には、子どものマイナンバーが載った住民票が必要と書いてあります。
私がしたのは、もとからある証券口座に、こどもNISAを追加する申し込みです。申し込み画面には「マイナンバー不要」と出ていましたが、マイナンバーが載った住民票の写しをそのままアップロードして、手続きは進みました。
⚠️申し込み画面の条件は、申し込みの途中(ステップ5)で表示されます。分からなければ、楽天証券に確かめるのが安心です。
写真が6MBを超えたら、トリミングで小さくする
住民票の写しは、スマホで撮った写真をアップロードします。
申し込み画面に出ていた条件は、1ファイル6MBまで・15枚まで。JPEGやPNGなどの画像のファイルで出す必要があり、PDFのファイルは使えません。
最初に申し込んだとき、iPhone で撮った住民票の写真が6.8MBあり、「ファイルサイズの上限(6MB)を超えています」と出ました。

写真を小さくする方法を探して、いちばん簡単だったのは、写真アプリの「編集」→「トリミング」です。住民票の紙の外に写っていた机の部分を切り落としたら、アップロードできました。
もう1つ、iPhoneの写真は、初期の設定だと「HEIC」という形式で保存されます。形式が合わずにアップロードできないときは、「設定」→「カメラ」→「フォーマット」→「互換性優先」にすると、ふつうの写真の形式(JPEG)で保存されます。
申し込み方法を間違えて、「開設不可」のメールが来ました
ここからは、私の失敗の話です。
最初の申し込みは、2026年10月12日。楽天証券のこどもNISAのキャンペーンページを開き、「お子様の口座を開設する」ボタンから進みました。
画面の指示どおりに娘2人の情報を入れ、住民票の写しをアップロードすると、「申込みを受け付けました」と出ます。ところが、キャンペーンページの「お子様の口座を開設する」ボタンは、子どもの証券口座を新しく作る人向けでした。
娘2人は、もともと楽天証券に子どもの証券口座を持っています。ジュニアNISAの口座も開いてあります。ジュニアNISAは結局使わず、お年玉などはふつうの口座(特定口座)で積み立てていました。
つまり、わが家は「子どもの証券口座がある場合」に当たっていました。それなのに、そこを確かめないまま申し込んでいました。
キャンペーンページから入ったので、ページの案内どおりに進めばいいと思い込んでいたのです。
10月16日、楽天証券からメールが届きました。新しく申し込んだ子どもの証券口座は「開設を承ることができませんでした」。理由は書いてありません。
「手順どおりにやったのに、なんで?」というのが、正直な気持ちでした。

「手続き中」と出ていても、待っているだけでは「こどもNISA」は開設されなかった
状況ページを見ると、娘1人に行が2つずつ並んでいます。
- もとからある口座の行:こどもNISAは「未開設」
- 新しく申し込んだ行:口座番号はなく、こどもNISAは「手続き中」
「手続き中」と出ているので、このまま待てば開くのだろうと思いつつ、どこか違和感もありました。私は、気になることがあると解決するまでモヤモヤする性格です。そこで、楽天証券に問い合わせました。
問い合わせて分かったのは、もとからある口座から申し込み直さないと、こどもNISAは開設されないという答えでした。待っていても、こどもNISAは開設されなかったのです。
ちょきまる申し込み方法を間違えたかもしれないと気づいたら、「手続き中」の表示のまま待たずに、楽天証券に問い合わせてください。
問い合わせはフォームがいちばん使いやすかった
楽天証券への問い合わせで試した方法は、3つです。


電話は、携帯電話からかけると、最初に「通話定額の対象外で、〇分ごとに〇円」という案内が流れました。思ったより高い金額でした。
そのあとは音楽が流れて、つながるのを待ちます。通話料がかかり続けるうえに、いつつながるか見当もつかないので、途中であきらめました。
固定電話からなら、無料の番号も用意されています。電話番号や受付時間は問い合わせの内容で違うので、楽天証券「カスタマーサービスセンター」で確かめてください。
問い合わせチャットは、私が使ったとき、画面に「平均20分」の待ち時間が出ていました(待ち時間は時間帯によって変わります)。
仕事の合間に問い合わせて、少し別の作業をしてから画面に戻ると、応答がないとして切られていました。オペレーターにつながったとき、すぐ返事ができるように、画面の前で待っていないといけません。
最後に使ったのが、会員用の問い合わせフォームです。ログインしなくても送れて、返事はメールで届きます。
待ち時間に画面を見ている必要がないので、日中に画面の前で待っていられない人には、いちばん使いやすい方法です。
楽天証券「お問い合わせフォーム(会員用)」
ただ、1回目の返事に答えはなく、本人確認のため、親と子どものフルネームと生年月日を知らせてほしい、という内容でした。名前と生年月日を送ると、次の日に答えが届きました。
- 新しく申し込んだ子どもの証券口座は、すでに口座があるので受けられない
- こどもNISAは、もとからある口座から申し込み直す必要がある
- 子どものIDからは申し込めない
口座についての質問だと、私のように、本人確認のため名前と生年月日を聞かれることがあります。最初に書いておけば、やり取りが1回で済むかもしれません。個人情報を書くのに抵抗があれば、まずは質問だけ送っても大丈夫です。
正直に言うと、問い合わせの途中で「不親切だな。ほかの証券会社で申し込もうか」と考えました。電話はつながらず、チャットは画面から離れられず、メールは何度も行き来するからです。
ところが、教えてもらった方法で申し込み直すと、あっさり終わりました。



自分のミスもあるけど、何だったんだ、あのやり取りは…。
申し込み方法を確かめなかったのは、私のミスです。それでも、子どもの証券口座があるかないかで申し込み方法が違う点は、もっと分かりやすく書いてほしかったと思います。
問い合わせに名前と生年月日が必要なら、最初から教えてもらえれば、何度もやり取りせずに済みました。
「最大1万円」のキャンペーンは、わが家は当てはまりませんでした
楽天証券と楽天銀行のキャンペーンは、2026年12月31日までです。キャンペーンには「最大10,000円」と書いてあります。最大の金額は、親2人と子ども2人が、それぞれ条件を満たしたときの合計です。
子どもの楽天証券の特典(1人1,000円)は、子どもの証券口座を新しく開いて、こどもNISAを申し込むのが条件でした。ジュニアNISAを持っている人は対象外、とも書いてあります。(2026年10月25日時点)
条件を読むと、娘2人は当てはまりません。
⚠️特典がほしくて、新しく子どもの証券口座を申し込んでも、子どもの証券口座がすでにあれば開けません。わが家も、キャンペーンページから新しく申し込んだ口座は開けませんでした。
「投資はしない」と言う長女の分も、こどもNISAを開いた理由
ジュニアNISAを使わなかったのに、なぜこどもNISAを申し込んだのか。理由は、私自身が投資を始めて強く感じている思いです。
物価は上がっているのに、給料の上がり方は物価に追いついていないと感じます。年金も、あまりあてにできそうにない、というのが本音です。
若いときから投資を始めておけばよかったと思うこともあります。でも、過去には戻れません。
私は投資を始められて、いま実際に良さを感じています。
長く続けるほど、増えた分がまた増える「複利」の力は、あなどれません。だからこそ、子どもたちには強くすすめたいのです。
子どもたちが、将来少しでも楽になるように。投資についても、少しずつ教えていきたいと思っています。
ただ、長女は「先のことは分からないし、よく分からないから投資はしない」と言っていました。若いうちは、投資に興味がわかないのも無理はありません。
それでも長女の分を開いたのは、申し込みで長女に何かしてもらう必要がなかったからです。必要だったのは、親の口座での手続きと住民票の写しだけでした。それに、考えが変わったとき、口座があっても困りません。



本人が何もしなくていいなら、開いておいて損はないですよね!
⚠️こどもNISAで買えるのは、一定の投資信託だけです。投資なので、元本が減ることもあります。
こどもNISAに入れるお金は、子ども本人のお金として扱われます。親がお金を出すときは、子どもにお金をあげた(贈与した)ことになり、あとから親のために使うことはできません。
⚠️子どもが1月から12月の1年間にもらったお金などの合計が110万円を超えると、超えた分に贈与税がかかることがあります。こどもNISAの分だけでなく、お年玉などほかにもらったお金も合わせて数えます。
(出典:国税庁「贈与税がかかる場合」)
⚠️入れたお金は、原則として、子どもが高校3年生の1月ごろになるまで引き出せません(正確には「3月31日の時点で18歳になっている年」の1月1日から)。12歳からは、本人の教育費などに使う場合に限り、条件つきで引き出せます。
(出典:楽天証券「こどもNISA 取引・ルール」)
よくある質問
- こどもNISAは、年内に申し込まないといけない?
-
年内に申し込まなくても大丈夫です。
2027年以降も、年齢などの条件に合えば使えます。2026年10月から12月の事前の申し込みは、2027年1月の始まりに合わせて手続きを先に進めておくためのものです。
ただ、年が明けてから申し込んだ場合に、口座ができるまで何日かかるかは、楽天証券の案内では分かりませんでした。
⚠️対象は「その年の1月1日に17歳以下」の子どもです。もうすぐ18歳になる子は、申し込みを翌年に延ばすと、こどもNISAを使える年がなくなることがあります。
(出典:金融庁「NISAを知る」、楽天証券「こどもNISA 取引・ルール」)
- ジュニアNISAのお金は、こどもNISAに移せる?
-
移せません。こどもNISAは、ジュニアNISAとは別に申し込みます。
ジュニアNISAで持っている投資信託などは、税金がかからないまま持っておけますが、期限があります。
- 買った年から5年間
- 5年が過ぎても、次の1月1日に18歳になっていなければ、1月1日の時点で18歳になっている年の、前の年の12月31日まで
期限が過ぎたら、ふつうの口座(税金がかかる口座)に移される仕組みです。
2024年からは、18歳より前でも税金なしで引き出せるようになりました。
ただし、全部を引き出して、ジュニアNISAの口座を閉じるのが条件です。(出典:楽天証券「ジュニアNISAに残高があるお客様」、日本証券業協会「ジュニアNISAに関するQ&A」)
- 申し込んだら、もう積み立てを始められる?
-
まだ始められません。
積み立ての予約は「時期が決まりしだい案内する」とされています。買えるようになるのは、2027年1月以降、税務署の審査が始まってからです。
⚠️審査の結果、こどもNISAの口座が開けなかった場合は、それまでに買った分が、ふつうの口座(税金がかかる口座)の扱いになることがあります。
(2026年10月25日時点。出典:楽天証券「こどもNISAのスケジュール」)
まとめ:こどもNISAを申し込む前に確かめる3つ
- 子どもの証券口座があるか、ないか
- 住民票の写しを先に用意する(コンビニでも取れる)
- 時間に余裕のある日に申し込む
子どもの証券口座がある場合は、親の口座の「未成年口座・こどもNISA口座状況」から、もとからある口座の行のボタンで申し込みます。
申し込み方法が合っていれば、手続きは数分で完了です。ただ、わが家のように間違えると、問い合わせや申し込み直しで10日かかることもあります。
まずは、楽天証券に子どもの証券口座があるかどうか、今日確かめてみませんか。
私が8年続けているNISAの話は、こちらにまとめています。







