「家族でワイモバイルにしたら、いくら安くなるんだろう」
公式サイトを見ると「おうち割 光セット(A)で月◯円引き」と書いてあります。でも、自分の家だといくらになるのかは分かりません。
しかも気になることがあります。おうち割を受けるには、自宅のネット回線もソフトバンク系で契約する必要があるということです。
スマホは安くなっても、ネット回線代を払ったら結局トントンではないのか。
私も同じことを考えていました。
わが家は家族3回線でワイモバイル、ネット回線はSoftBank 光です。今回、3人分の明細をすべて並べて計算してみました。
結果は、はっきりしていました。3人分の割引を足すと、月4,026円。光回線代とほぼ同じ金額でした。
この記事では、わが家の実際の請求明細から、金額をすべてそのまま書き出します。
50代で家族3回線をまとめている私が、これからワイモバイルに乗り換えるか決めるかたの判断材料になる数字をお見せします。
ちょきまる別の会社をお使いなら、選ぶべきスマホ会社も変わります。その場合はこちらの記事をどうぞ。


① ワイモバイル家族3回線と光回線、毎月の実額を公開します
わが家は夫婦と娘2人の4人家族です。
ただし今ワイモバイルを使っているのは3回線で、長女だけ別の会社に移りました。
(その理由は⑤でお伝えします)
下記が2026年7月分の明細です。明細は税抜で表示されていますが、この記事では分かりやすいように、すべて税込に換算しています。
| プラン | 基本料 | おうち割 | 差引 | |
|---|---|---|---|---|
| 私 | シンプルM | 3,608円 | −1,188円 | 2,420円 |
| 妻 | シンプルS | 2,508円 | −1,188円 | 1,320円 |
| 次女 | シンプル2M | 4,345円 | −1,650円 | 2,695円 |
| 合計 | 10,461円 | −4,026円 | 6,435円 |
3人ともプランが違うのは、使い方が違うからです。
外でスマホを使う時間や、動画をどれくらい見るかで、必要なギガ数は変わります。
なお、わが家の3人はいずれも契約した当時のプランのままです。ワイモバイルは新しいプランを出していますが、今のままで足りているので変えていません。
これから申し込むかたは、その時点の最新プランからの選択になります。
わが家の金額はそのまま当てはまらないので、金額が変わる前提で見てください。
そしてもう1つ、忘れてはいけない出費があります。SoftBank 光:月4,323円です。



おうち割を受けるには、ソフトバンク系のネット回線の契約が必要です。スマホ代だけを見ていては、本当の通信費は分かりません。
② おうち割の合計4,026円は、光回線代とほぼ同じでした
冒頭の疑問に戻ります。「光回線代を払ったら、結局トントンじゃないの?」
答えを並べてみます。
| 月額 | |
|---|---|
| おうち割の合計 (3人分) | 4,026円 |
| SoftBank 光の利用料 | 4,323円 |
ほぼ同じ金額でした。
つまり、光回線代の大部分が、スマホの割引で戻ってきている状態です。「光回線代を丸ごと余分に払っている」わけではありませんでした。
私はずっと「スマホ代は安くなったけど、光回線代が重い」と思っていました。
でも並べてみると、光回線があるからスマホが安く、スマホが3回線あるから光回線の負担が消えていたわけです。片方だけを見ていては気づけませんでした。
ただし、ここで正直にお伝えしておきます。
わが家の光回線代4,323円は、長年使っているうちに割引が付いた金額です。
2年前の明細では6,384円でした。
これから契約するかたには当てはまりませんので、公式サイトの料金で計算してください。
大事なのは金額そのものではなく、おうち割の合計が光回線代に匹敵する規模になるということです。
| 光回線代 | おうち割4,026円がカバーする割合 |
|---|---|
| 4,323円 (わが家の現在) | 約9割 |
| 6,384円 (わが家の2年前) | 約6割 |
どちらでも、光回線代の6割以上が消えている計算になります。
回線が多いほど、割引は大きくなります。
わが家の場合、1回線あたりの割引は1,188円〜1,650円でした。
単純に掛ければ、2回線で約2,400〜3,300円、4回線なら約4,800〜6,600円になります。
ただし割引額はプランによって変わるので、あくまで目安です。家族が多いほど得になる。それだけ押さえておいてください。



スマホ代と光回線代は、別々に見ても答えが出ません。「光回線代が高いから損」ではなく、割引の合計と並べて判断してください。
③ 家族をどう説得したか?妻が心配したのは「電波」でした
料金の計算ができても、次の壁があります。家族が納得してくれるかです。
わが家がソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えたとき、妻が気にしたのは料金ではありませんでした。
「電波は悪くならないの?」
電波への不安が一番大きかったようです。そこで私は、次のように説明しました。
- お昼などの混雑する時間帯は遅くなることがある
- ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドなので、通信エリアは変わらない
都合の悪い点は先に伝えました。隠すと、後で「話が違う」となるからです。
妻は在宅で仕事をしていて、日中はほとんど家のWi-Fiを使っています。「それなら困らない」と自分で判断して、賛成してくれました。
もう1つ心配していたのが、手続きの面倒さでした。
「全部あなたがやってくれるの?」と聞かれましたが、店舗にすべて任せました。
店舗に任せたのは正解でした。
手続きには暗証番号や以前のメールアドレスが必要になります。
妻は暗証番号やメールアドレスの管理がざっくりしていて、いくつか忘れていたのです。
それでも店員さんが1つずつ対応してくれました。時間はかかりましたが、こちらは座っていただけです。
私は自分の暗証番号やIDをすべてメモしているので、ネットでも手続きできます。
でも同じように管理が苦手な家族がいるなら、店舗に相談できる会社を選ぶ価値があります。
店舗での契約には、事務手数料が4,950円(税込)かかります。オンラインなら3,850円なので、1,100円ほど高くつきます。それでも、毎月の料金が下がればすぐ元が取れる金額です。
子どもの回線は、乗り換えではなく新規契約でした
わが家の娘たちは、中学に入ってスマホを持つときにワイモバイルで新規契約しました。乗り換えではありません。
未成年が契約する場合、親権者の同意書が必要です。しかもワイモバイルのオンラインストアでは、未成年を契約者にする申し込みができません。店舗に行く必要がありました。
わが家は子ども名義で契約し、支払いは妻の口座にまとめました。将来子どもが独立したときに、名義変更の手間がないようにするためです。
ただし、子ども名義・妻の口座というのはわが家が選んだ方法であって、決まりではありません。年齢や端末の買い方によって条件が変わるので、店舗で相談するのが確実です。



家族を説得する時は、悪い点も先に伝えましょう。そのうえで判断してもらうことが大切です。
④ 通話オプションは、家族全員に付ける必要はありません
申し込む時に迷うのが、通話オプションです。わが家は私と妻で、正反対の選択をしています。
私が入っているのは「だれとでも定額」(月770円・税込)で、1回10分以内の国内通話が、何度かけても無料になるオプションです。
✅️私の場合(通話オプションあり)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| かかった通話料 (無料分を引く前) | 3,982円 |
| オプションで無料になった分 | −3,872円 |
| 請求された通話料 | 110円 |
| だれとでも定額のオプション代 | 770円 |
7月の通話は18回でした。18回のほとんどが10分以内に収まったため、3,982円のうち3,872円が無料になっています。
残った110円は、10分を超えてしまった分の通話料です。オプションに入っていても、長電話をすれば超えた分は請求されます。
オプション代770円と通話料110円で、合わせて880円。オプションがなければ3,982円でした。
✅️妻の場合(通話オプションなし)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 請求された通話料 | 209円 |
妻はほとんど電話をしません。
もしオプションを付けていたら月770円かかるので、付けないほうが561円安いことになります。
同じ家族でも、答えが正反対でした。
なお、私が入っている「だれとでも定額」は旧プラン向けの古いオプションです。
旧シンプルS/M/Lは2023年10月に新規受付を終了しているため、これから契約するかたは申し込めません。
現在は次の2つです。
- だれとでも定額+
(月880円・税込)
1回10分以内の国内通話が無料 - スーパーだれとでも定額+
(月1,980円・税込)
時間も回数も制限なく無料
では、どちらを選べばいいのか。判断の材料は、今の明細にあります。
今使っている携帯の明細を開いて、「通話料」の欄を見てください。
- 通話料が月880円より安い → 付けないほうが安く済みます
- 通話料が月880円より高い → 「だれとでも定額+」を付けたほうが安くなります
わが家で言えば、私は3,982円だったので付けて正解。妻は209円なので、付けないのが正解でした。
ただし、1回10分を超える電話が多いかたは、超えた分が別にかかります。
その場合は、時間も回数も制限のない「スーパーだれとでも定額+」(月1,980円)を検討してください。
乗り換える前に、今の明細だけで判断できます。
✅ 家族全員に同じオプションを付ける必要はありません。



一人ずつ、先月の通話料を880円と比べる。それだけで数百円変わります。
⑤ 長女はワイモバイルが合わず、楽天モバイルへ移りました
正直にお伝えしておきます。わが家も、家族全員がワイモバイルに残ったわけではありません。
2026年4月まで、長女も含めた4回線でした。
今は長女が抜けています。
楽天モバイルに乗り換えたからです。
理由はギガ数でした。
長女は次女と同じプラン(月30GB)を使っていましたが、外でスマホを使うことが多く、30GBでは足りなかったのです。
ワイモバイルには、より容量の大きいプランもあります。ただし無制限ではありません。
長女が求めたのはデータ無制限のプランだったので、選択肢がありませんでした。
つまり、データを大量に使う人には、そもそも格安SIM系のプランが向いていないということです。
30GBでも足りない使い方をする人は、無制限プランのある会社を選ぶことになります。



どれくらい使うと30GBを超えるのでしょうか?
Netflixの公式情報によると、HD画質なら1時間で最大3GB、4Kなら最大7GBを使います
(出典:Netflix「データ使用量を管理する方法」)。
HD画質で毎日1時間見ると、多い時で月90GBに届く計算です。30GBで足りなかったのも当然でした。
※実際の使用量は、画質の自動設定や視聴環境で変わります。
今もワイモバイルを使っている私・妻・次女は、家にいる時間が長くWi-Fiが中心です。だから合っています。
家族の中に「外で動画をよく見る」という人がいるなら、その人だけ別の会社にする、といった分け方も十分ありだと思います。全員を揃える必要はありません。
⑥ ワイモバイルを申し込む前に知っておきたい4つのこと
ここまでで判断がついたかたへ、先に知っておくと損をしない4つのことをお伝えします。
1. セット割は、自動では付きません
気づかなければ、月1,188円〜1,650円を払い続けます。
条件を満たしていても、セット割を適用させるには申し込みが必要です。
ネット回線とスマホを同じ系列で使っているのに、手続きを忘れていて割引されていない…。十分に起こり得ることです。



申し込み時に必ず確認してください。
2. 光回線が「自動更新ありプラン」でないと対象外です
条件を満たしていても、割引がまるごと消えます。
見落としやすい条件です。SoftBank 光は「自動更新ありプラン」でないと、おうち割の対象になりません。
いわゆる2年縛りのないプランを選んでいる場合、割引が使えないことがあります。



自分の契約がどちらか、確認しておくと安心です。
3. 割引額は、プランによって違います
わが家でも462円の差がありました
2026年7月の明細をもう一度見てください。私と妻は−1,188円、次女は−1,650円。同じ「おうち割 光セット(A)」なのに、462円違います。
理由はプランの世代が違うからです。公式サイトに「◯円引き」と書いてあっても、自分が選ぶプランで同じ額とは限りません。



申し込む前に、自分のプランでいくらになるか確認しましょう。
4. 契約したあとも、料金は上がることがあります
私の場合、2年で330円上がりました
私が使っている旧プランは、2026年7月に値上げされました。
| 基本料(税込) | |
|---|---|
| 2024年 | 3,278円 |
| 2026年7月 | 3,608円 |
旧プラン「シンプルS・M・L」が一律330円(税込)上がっています。
「格安SIMにすれば固定費の見直しは終わり」と思いがちですが、契約したあとで上がることもあります。
毎月見る必要はありません。年に一度、明細を開いてみるだけで十分です。
- セット割を申し込んだか?
- 光回線が自動更新ありプランか?
- 自分のプランの割引額はいくらか?



年に一度は明細を開いて確認しましょう!
⑦ 別居している親も、おうち割の対象になります
最後に、実家の親の通信費の話をさせてください。
実は、家計とは別にもう1回線あります。
別居している母の回線で、料金は母が自分で払っているため、私たち3人の家計には入っていません。
母は「家族割引サービス」を使っています。おうち割ではありません。私が「別居だからおうち割は使えない」と思い込んでいたからです。
今回、公式の条件を調べ直して、自分が間違っていたと分かりました。
- 家族割引サービスとおうち割は併用できない(1回線につき、どちらか一方)
- おうち割も、別居の家族が対象になり得ます(家族関係を確認できる書類を出せば申し込める)
- 家族割引サービスは別居の家族も対象。しかも親等の制限はありません
(出典:ワイモバイル公式「家族割引サービスの家族の条件」)
つまり「別居だから無理」ではなく、どちらの割引を選ぶかという話だったのです。
同世代のかたにも当てはまる話だと思います。
実家の親が別のキャリアで高い料金を払っているなら、同じ会社にまとめる手があります。
「でも親はスマホの手続きが苦手だから」と思うかもしれません。私の母もそうです。
ただ、③家族をどう説得したかでお伝えしたとおり、店舗で相談しながら進められるのがワイモバイルの強みです。



手続きが苦手な親御さんこそ、店舗の価値が大きいはずです。
まとめ:スマホ代と光回線代は、合わせて計算する
わが家の明細から分かったことを整理します。
| 内容 | |
|---|---|
| 家族3回線のおうち割 | 合計 月4,026円 |
| 光回線代 | 月4,323円 → 大部分が割引で戻る |
| 通話オプション | 家族一人ずつ、先月の通話料を880円と比べて決める |
| 向いていない人 | 外で動画をよく見る人(30GBでは足りない) |
| 別居の親 | おうち割・家族割のどちらかが使える |
| 申し込む前の確認 | 申し込みが必要/自動更新ありプランか/割引額はプランで違う/料金は上がることもある |
一番お伝えしたいのは、スマホ代と光回線代を別々に見ていると、判断を間違えるということです。
「光回線代が高いから、セット割はトクじゃない」私もそう思っていました。
でも並べてみたら、割引が光回線代の大部分を打ち消していました。そして回線が多い家庭ほど、割引の合計は大きくなります。
最初の一歩は、今の請求書を開くこと
比べるには、まず今いくら払っているかを知る必要があります。
今の携帯会社の請求書を1枚開いて、家族全員分の合計を出してみてください。
あわせて 「通話料」の欄も見ておくと、オプションを付けるかどうかまで判断できます。
その数字が出れば、あとは公式サイトで自分の家族構成・プランでいくらになるかを確かめるだけです。
※料金は2026年7月時点のわが家の明細です。プランや契約時期によって金額は変わります。
わが家の光回線代は長期利用による割引が入った金額で、新規契約のかたとは条件が異なります。
また17年前から自宅に光回線があるため、これから新規で引く場合の工事費は今回の計算に含まれていません。
なお「SoftBank 光」は2026年12月に「SoftBank 光+」へ名称変更が予定されています。
最新の料金と条件はワイモバイル公式「おうち割 光セット(A)」でご確認ください。
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