「格安SIMは種類が多すぎて、結局どれを選べばいいのか分からない」
比較サイトをいくつも開いては、料金表とにらめっこ。そのまま今日も大手キャリアのまま……というかた、多いのではないでしょうか。
私も同じでした。だから実際に、ワイモバイルと日本通信SIMの2社を自分で使ってみました。
使ってみて分かったのは、料金表を見比べる前に「わが家の条件」を見たほうが早い、ということでした。
条件は2つだけです。
- ①自宅に光回線があるか(自宅でWi-Fiを使っているなら、その大元になっている回線のことです)
- ②困った時、自分でネットで調べて解決できるか
とくに①は効き目が大きいです。
自宅の光回線と同じ系列の格安SIMを選ぶと「セット割」が適用されて、月額がぐっと下がることがあります。
わが家の場合は1台あたり月1,080円下がりました。
この記事では、私が2社を使って感じたリアルな違いと、50代の私がたどり着いた選び方の軸を体験談でお伝えします。
① 私が実際に使った2社のリアルな違い
まず、2社を同じくらいのプランで比べた実際の金額と使い心地です。
| 項目 | ワイモバイル | 日本通信SIM |
|---|---|---|
| 月額(私の場合) | 約2,600円 | 約1,390円 |
| 通信の安定感 | ◎ 安定している | △ 混雑時間帯は遅い |
| 申し込み | 店舗・ネット両方 | ネットで完結 |
| 困った時 | 店舗で相談できる | 自分でネット検索 |
ワイモバイルの良かったところ
- 乗り換えた違和感がなかった
- 困った時に店舗で相談できる
以前、私はソフトバンクを使っていました。
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランド(同じ回線を使うグループ会社)で、通信エリアも使い心地もほとんど変わらず、乗り換えた違和感がありませんでした。
それと困った時に店舗で相談できる安心感も大きかったです。
日本通信SIMの良かったところ
- とにかく料金が安い
- 手数料がかからない
私が日本通信SIMで選んだ「合理的みんなのプラン」は、20GB+70分の無料通話がついて月1,390円でした。申し込みはネットで完結し、解約するときも手数料がゼロ。とても良心的な料金体系です。
日本通信SIMで合わなかったところ
正直にお伝えすると、お昼などの混雑する時間帯は本当に遅くなります。
よく行くお店では、店内の場所によっては圏外になることもあり、クーポンを開いたり調べ物をしたりができませんでした。
幸いレジ付近では電波が回復し、支払いはなんとかできました。ただ、私はふだん現金を持ち歩かず、スマホ決済に頼っています。「使えない場所があると、買い物そのものができなくなる」という不安は残りました。
料金や中身に不満があったわけではありません。日常の安心感を考えて、解約を決めた理由の一つになりました。
料金の安さは日本通信SIMが圧勝。
ただし「混雑時間帯の速度」と「困った時に自分で解決できるか」は、契約前に自分の生活に当てはめて考えておくと後悔しません。
ちょきまる格安SIMで後悔しやすいポイントを先に知っておきたいかたは、下記の記事も参考になります。


② 結局どっちを選んだ?私の答え
2社を使い比べて、私が今メインで使っているのはワイモバイルです。日本通信SIMは解約しました。
ただ、ワイモバイルが誰にとっても正解、というわけではありません。
私がワイモバイルを選んだ決め手は、わが家が自宅のインターネットにSoftBank光を使っていたからです。
ワイモバイルとSoftBank光には「おうち割 光セット(A)」という割引があります。明細では、基本料が2,980円から1,900円に。毎月1,080円下がっています。



もしわが家の光回線が別の会社だったら、選ぶSIMも変わっていたと思います。
③ 軸その1:自宅に光回線があるなら「系列を合わせる」
格安SIMは、すでに使っている自宅の光回線に「系列」を合わせると、セット割でぐっと安くなることがあります。
ざっくりした対応はこんなイメージです。
- SoftBank光 を使っている → ワイモバイル(おうち割 光セット)
- auひかり を使っている → UQモバイル(自宅セット割・月1,100円割引)
- ドコモ光 を使っている → ドコモのプラン(ahamoは対象外。理由は下記)
実は私も、乗り換え前はahamo(アハモ)やUQモバイルも候補にしていました。でも最終的に見送ったのは、わが家のネット回線がSoftBank光だったからです。もしわが家がauひかりを使っていたら、UQモバイルを選んでいたと思います。
ただし、一つ注意点があります。ahamoは、ドコモ光を使っていても光回線のセット割の対象外です。「ドコモ系だから安くなるはず」と思い込むと、割引が効かないケースもあるので気をつけてください。
ちなみに、自宅のネット回線が光回線という世帯は約6割(60.5%)だそうです。
(出典:総務省「令和6年通信利用動向調査」)
SIMを比べる前に、まず「わが家の光回線はどこか」を確認する。同じ系列のSIMにセット割があれば、単体の料金だけで選ぶより安くなることがあります。



「うちは光回線じゃないかも」という場合は、次の軸のほうが大事になります。
④ 軸その2:困った時、自分で解決できるか
光回線がない場合や、セット割が効かない場合。次に大事になるのが、困った時に自分でネットで調べて解決できるかどうかです。
正直に言うと、「自分で解決できる」というかたなら、日本通信SIMはとても良い選択肢だと思います。
月1,390円という料金は、セット割を使ったワイモバイルよりさらに安いです。
解約手数料もかからないので、「合わなかったらやめればいい」と気軽に試せます。私が解約したのは、あくまで自分の生活圏で通信が不安定だったからであって、料金やサービスに不満があったわけではありません。
一方で、「スマホの設定は苦手」「聞ける人がそばにいると安心」というかたには、店舗で相談できるワイモバイルのような会社のほうが、結果的にストレスが少ないと思います。
ただ、ここは正直にお伝えしておきます。
私が実際に使ったのは、ワイモバイルと日本通信SIMの2社だけです。ahamoやUQモバイルは使ったことがないので、「全社の中でここが一番」という結論は出せません。
同世代の友人に「使ってみた2社のうちどちらか」と聞かれたら、私はワイモバイルをすすめます。でもそれは、あくまで私が使った範囲での話です。
まとめ:料金表より先に「わが家の条件」を見る
今回の内容を振り返ります。
| あなたの条件 | 向いている選び方 |
|---|---|
| 自宅に光回線がある | 同じ系列のSIMを見る。セット割で安くなることがある |
| 自分でネットで解決できる | 日本通信SIMのような格安プランが最有力。料金は圧倒的に安い |
| スマホの操作が苦手 | 店舗で相談できる会社を選ぶと安心 |
料金表をいくつも見比べるより、わが家の光回線がどこか、そして困った時に自分で調べられるか。この2点をはっきりさせるほうが、ずっと早く絞り込めます。
まずは今月のインターネットの明細を1枚、開いてみることから始めてみましょう。
※料金は2026年7月時点。
私が使っているのは旧プラン「シンプルM」+通話オプション月700円で約2,600円です。
これから新規で申し込む場合は最新プランになり、同じ使い方でも私より高くなります。
最新の料金は公式サイトでご確認ください。
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